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ストレスが企業経営に与える影響

 

1.ストレスの現状

少子高齢化、団塊世代の大量退職、成果主義、経済環境の悪化など働く人々を取り巻く環境は大きく変化しており、これに伴い仕事でストレスを感じている労働者の割合やその内容も変化しています。

 

2.厚生労働省による5年に一度の「労働者健康状況調査」によれば働き盛りの20代から40代の世代を中心に、多くが仕事や職業生活でストレスを感じています。その内容を見ると、男性では人間関係、仕事の質、量、会社の将来性、昇級、定年後の仕事と続き、女性では人間関係、昇級、職場の環境です。

 

3.ストレスを溜め込みやすい人の性格や特徴

競争心が強い、せっかち、融通が利かない、わがまま、真面目で責任感が強い、完璧主義、心配性の方は注意しましょう。

 

4.オフイス環境のストレスが業務に及ぼす影響

①1人ひとりの従業員の集中力やモチベ-ションが下がると、同じ仕事に長い時間がかかり、仕事でミスが増え

 るなどのパフォ-マンスが低下します。

②社内の雰囲気の悪化

③離職率が上がる

 

5.ストレスの多くは人間関係です。その対処方法は他人と自分を比べない、人の意見に流されない、「信頼できる人」「信頼できない人」を見分ける。

 

6.良いストレス悪いストレス

ストレスは悪い物と思われがちですがストレスが全くない状態がいいわけでもありません。「適度のストレス」があると、それに適応するための能力得られます。つまり良いストレスは人生の張りや生き甲斐となり得るのです。従業員にストレスがかからないような環境を提供することが経営者の責務となります。

 

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