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「明るい10年後」を迎えるためのこれから10年の生き方、働き方

 

 

今から10年前、2014年当時の仕事や生活を振り返ると、様々な点で大きく変化しました。例えば、テレワ-クやオンライン会議がこれほど一般的な物になるとは思ってもいませんでした。

ではこれから10年、社会やビジネスそして仕事、働き方はどう変わっていくのか?

また、そうした変化の中で、私たちはいかに生きていけば良いのか?池上彰先生の意見を紹介します。

 

1.  良い未来か悪い未来かは私たちの選択次第である。変化には必ず「良い面」と「悪い面」がある。

  ①  AIの発達で、

    (悪い面)無くなる職業が出る。

    (良い面)労働力不足の解消より便利で快適な生活の実現。

  ②  労働力について、

    (悪い面)労働力の衰退。

      (良い面)働き手の希少性が高まり賃金相場が上昇する。また、変化には新しいものが生まれる可能性が

    ある。

  社会の変化のスピードが速い時代になりました。これまでの当たり前が当たり前ではなくなり、新しいやり

  方やルールが続々と登場し、そうした変化を目の前にして多くの人が不安を感じているのではないでしょう

  か。

 

2.「自分の武器」は今の仕事にある。

  明るい未来もあり得るとはいえ、今後も全ての人が仕事に就けて、みんなの給料が上昇し続ける、言った未

  来を実現するのは難しいと思います。これからの未来の姿は社会全体が同じ方向に進むのではなく、人によ

  って明るい未来もあれば暗い未来もあると個別化していくのかもしれません。その明暗を分けるものは何か

  と言えば、仕事に限って言うなら、社会から必要とされる存在でいられるかどうかだと思います。

  そうした存在でいるためには「自分の武器」を見つけることが必要です。