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★2月号 元気風通信★

 

 

◆◆ お天道様 VS 悪い仲間 ◆◆

 

ある少年が、大手回転寿司チェーンで醤油のボトルや湯飲みをなめまわし、レーン上の寿司に唾液を付けるなどの様子を収めた迷惑動画がSNSで全国に拡散され問題となりました。その運営会社では株価が170億円も暴落し、業界全体の損害は計り知れないものがあります。

 

迷惑行為を行った少年と両親は謝罪を行ったものの、会社としては「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処します」として、被害届は取り下げませんでした。この少年が通う高校にも苦情が殺到し、少年は自主退学をしたそうです。軽はずみな気持ちで撮影した動画の代償はあまりにも大きくデジタルタトゥーとして消えることはないです。

 

デジタルタトゥーとは、Digital(デジタル)とTatoo(刺青)を合わせた造語で、文字や画像、動画がSNS等インターネットに公開され、「将来の自分にとって不利益な情報が残り続けてしまうこと」と言います。我々の若い時は、良いか悪いか「お天道様が見ている」との判断で行動していました。とはいえ清純潔白の人は少ないでしょう。今さら言えないこともあります。

 

現在はその軽率な行動が、ネットで一瞬に広く拡散されてしまうおっかない時代です。あの少年の行為を止めないで、面白おかしく煽り、撮影し動画を拡散させ、本人は名前も姿も出さない仲間は罪がないのでしょうか? 人は「本当の自分」を探し続け、「縁」による出会いでは、いい仲間と出会う努力をしないといけないです。      

所長 蔵前達郎

 

□□インボイス□□

 

いつもお世話になっております。別府事務所の河野です。

今回は、インボイス制度への対応についてお話しようと思います。

端的に分類すると2年前(基準期間といいます)の年間課税売上高(消費税がかかる収入の総合計)によって対応が異なります。

 ①1億円以上

 ②5千万円以上1億円未満

 ③1000万円以上5000万円未満

 ④1000万円未満

①から③の場合には、適格請求書発行時業者の登録をする事でのデメリットはないと言えます。

取引先の全てが個人消費者でインボイス(適格請求書)を求められることがない場合を除き、登録した方が良いでしょう。

登録したら、令和5年10月以降は請求書や領収書に適格請求書発行事業者の番号のほか規定通りの書式で発行することが必要になります。

 

①の支払に関しては、消費税の納税から控除されるのはインボイスがあるものに限られます。

②の支払に関しては、10,000円以下のものは開始から6年の間はインボイスが不要です。なお、特定期間(法人なら前期首から半年・個人なら1~6月)の課税売上高が5千万円でも②の該当となります。

③の支払に関しては、簡易課税であればインボイスが不要です。本則課税の場合は②と同様になります。

④の支払に関しては、自ら適格事業者になった場合には③

と同様になりますが、開始から3年間の間は課税売上の

2割にかかる納税とする特例があります。

免税事業者のままであれば、売上・支払の全てでインボイ

スが不要となります。

※以上、簡易に分類しましたが課税事業者の判定にあたっては給与等支払額の要素も関係しますので詳しくは当事務所へお問い合わせください。 

別府事務所 河野

 

〇〇受付対応〇〇

 

お店で会員証やポイントカード等を出す機会があると思います。

提示することにより利用履歴などが分かり、「最近来られていませんね。どうかされましたか?」と声をかけられることがありました。

そこには年度更新など年に数回行くくらいでしたが、ちょっとした言葉のやり取りですが、言葉を交わすことにより距離が縮まり、今では毎月行くようになりました。

セルフレジなどにより店員さんとの言葉を交わす機会が減少してきました。言葉を交わすことにより距離が縮めることができますので、言葉を大事にしていこうと思いました。  

大分事務所 波多野 

投稿者:広報委員