◆◆円高と円安のメリット・デメリットと生活への影響◆◆
新聞紙上、テレビ等で円安の影響を受けて全ての物価が高騰し人々の暮らしに大きく影響を与えています。食品やガソリン代等の値上がりも、円安が大きく影響しています。
今後更なる円安傾向が進むだろうと多くの経済学者が述べています。更なる物価高を迎え、生活は一段と苦しくなると思われますが、そうなる前に対策をする必要があります。そこで円高・円安の意味、メリット・デメリットについて説明します。
①円高・円安の意味
円高・円安とは、外国の通貨に対し手円の価値が変わることです。他通貨に比べて、円の価値が上がれば円
高、円の価値が下がれば円安となります。
②円高・円安のメリット・デメリット
A.円高のメリット
円の価値が上がり、海外の製品を安く買えるようになります。
B.円高のデメリット
円が高いと海外ではものが売れなくなり、日本の輸出企業に悪い影響が出る点です。
しかし現状では当分「円高」にはならないでしょう。
それは他国に比べ日本との金利差の開きがあるからです。
C.円安のメリット
日本の製品が海外へ売りやすくなることです。海外からすると、円安は日本のモノ・サ-ビスが安くなることで
す。その為、輸出産業の業績向上や外国人旅行者の増加につながります。(既に外国人旅行者が増えてきていま
す。)
個人にとっては海外資産を保有している場合に、円資産よりも有利に働く可能性があります。円安は個人より
も企業の経済的なメリットが大きいです。
D.円安のデメリット
輸入製品の価格が高騰することです。輸入コストが高くなり、生活必需品やエネルギ-資源など様々な品目の
物価が上がります。今日本ではすべての品目が急激に物価高になっています。しかし悪いことばかりではな
く、日本の円安目当てに外国人旅行客が増加しておりさらに急増する可能性があります。
(税理士 阿部 盛一郎)
□□インボイス制度□□
令和5年10月1日から始まるインボイス制度ですが、どのような準備が必要となるのかよくわからないという話を聞きます。制度の開始まで約1年ありますが、事前の準備が必要となる部分があります。今回は実際に開始となるまでの手続・準備についてご紹介させていただきます。
Ⅰ.税務署への届出書提出
インボイス制度を開始するにあたり、税務署に『適格請求書発行事業者の登録申請手続』という届出書を提出
する必要があります。
こちらは提出期限があり、例外はありますが、開始時点の令和5年10月1日から適用を受けるために、原則とし
て令和5年3月31日までに提出する必要があります。
Ⅱ.登録及び公表・登記簿への登載
税務署による届出の審査ののち、問題が無ければ登録番号が発行されます。登録番号は公表されており、誰で
も調べることができます。
Ⅲ.インボイスの発行準備
登録番号の取得が完了し、制度開始までに準備が必要なことに、請求書・領収書の記載事項の見直しがありま
す。インボイスの要件を満たすためには以下の記載事項が必要となります。
①適格請求書発行事業者の氏名または名称及び登録番号
②取引年月日
③取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
④税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜または税込)および適用税率
⑤税率ごとに区分した消費税額等(端数処理は1請求書当たり、1回)
⑥書類の交付を受ける事業者の氏名または名称
そのため、制度開始までに請求書といった書類の見直しが必要となってきますので、早めの準備を行ってください。
(大分事務所 西林)
〇〇笑顔の声かけ〇〇
先日、コロナ禍以前に行っていたカフェに久しぶりに立ち寄った際の話です。
友人とカフェに立ち寄り、メニューを選んで食事をしようとした際に店員さんに「お久しぶりです、お元気でしたか?」と笑顔で声をかけられました。
今はマスクが必須な時代になっているのでマスクをつけた状態では分からなかったそうですが、マスクを外した時にすぐに声をかけてくださいました。
2年以上お店に立ち寄る機会がなかったのでもう忘れられているかな?と思っていましたが、マスクを外した瞬間に迷うことなく店員さんが声をかけてきてくれてとても嬉しい気持ちになりました。
(大分事務所 平早水)
投稿者:広報委員
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