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「できる人」の仕事のしかた

 

※過日元気風通信にて掲載しましたが、現在働き方改革で休日や残業等問題になっている「時間」の使い方について再度意識していただくために掲載しました。

 

ドラッカーは著書「経営者の条件」において成果をあげる人の条件に「時間のコントロール」を挙げています。

 

一番不足する資源は時間!

時間が浪費されていることを意識する

「あらゆる仕事が時間の中で行われ、時間を費やす。しかしほとんどの人がこの代替出来ない必ず必要な資源をあたり前のように扱う」

時間は蓄積も出来ず、人に借りることも出来ず、過ぎてしまったら永久に戻ってこない。細心の注意を払って取り扱おう。

 

★時間の使い方をマスターしよう

 〖STEP1〗 時間の性質を知る

①  調達できない ⇒ 人やモノ、資金のように雇ったり、買ったり、調達したりすることは出来ない

①  供給量は変わらない ⇒ いくら需要が多くても供給量は 変わらない 増やす場合は残業しかない

②  代替できない ⇒ 時間には代わりになる物がない

③  すべての活動において必要 ⇒ 代替不可能でありながら当たり前のように浪費している人が多い

 時間には「管理」が必要である! 

 

〖STEP2〗 時間の使い方を知る

〇前提…仕事を進めるには、大きなかたまりで確保が必要

〇するべきこと

 …時間の使い方を記録し結果を定期的にレビューする

 ・自分の時間をムダに消費させているものを見つける

 ・常に調整を行い、仕事の流れの組み換えを目指す

 ・非生産的な時間の使われ方を発見する

〇問うべきこと

 ・しなくて良い仕事はないか ・それはしなくても大丈夫か

 ・他の人に任せられるか ・成果を生まなかった仕事はないか

 ・人の時間をムダに消費させていないか

  時間を浪費させる問題のありかが見えてくる! 

 

上記のことを実行している人が多い企業ほど、生産性が高い企業であり持続的な成長を維持できる。

「時間を注意深く扱う人ほど、成果を上げる過程はスムーズになる。」