レジ袋有料化が始まって7月で1年となります。
産経新聞の記事で読みましたが、日本フランチャイズチェーン協会によると、レジ袋有料化後にコンビニでレジ袋を辞退する人の割合は28.3%から74.6%に増加したとのことで、レジ袋削減に一定の効果が出ているようです。今や、商品を購入後、小さいものはそのまま貰ってバッグに入れる、もしくはエコバッグに詰める等、慣れた光景になったのではないでしょうか。
レジ袋有料化がプラスチックごみ削減にどれくらい効果があるのか?ですが、プラスチック循環利用協会などによると、レジ袋が国内プラスチックごみの量に占める割合は2~3%だという試算があり、大半はペットボトルや食品の容器が占めるということです。よって、レジ袋だけを削減してもプラスチックごみ全体を減らすことにつなげるのはなかなか難しいようです。しかしながら、上に書いた通りレジ袋を利用しない・辞退する人の割合は増えています。この割合は10年前では半分以下だったそうです。
エコバッグを持ち歩く・不必要な包装資材を辞退する、ごみを削減しようという意識が当たり前になれば、レジ袋以外のペットボトルや不必要な容器も削減できるきっかけになるかもしれません。個々のちょっとした意識付けが全体の状況を変えることに繋がると思うので、これからも不要なごみを出していないか?考えて生活したいと思います。
投稿者:岡崎
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