大分事務所の薬師寺です。
最近受けたネット講座で、気になる話題がありました。
“自民党税制調査会で甘利明税調会長が「相続税と贈与税に関し、海外ではいつ資産を移転しても公平で公正な制度がある」と述べ、二つの税の一体化に向けた見直しに意欲を示した“というお話です。
これをかみ砕くと“近い将来、暦年贈与がなくなり相続時精算課税一本になる”ということだそうです。講師の方は“この話がいつ現実に動き出すかはわかりませんが、今年は必ず暦年贈与をしておくことをお勧めしましょう”とおっしゃっていたので、ここに書かせていただきました。
生前対策として有効な暦年贈与がなくなると計画の見直しが必要になる方も出てくると思います。どのような結論が出るかはわかりませんが、とりあえず今年の暦年贈与をお忘れなく!!
投稿者:薬師寺
コメントをお書きください