2017年08月09日更新
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まずは相続に臨む心構えを!基本原則を押さえましょう。

相続トラブルの原因3要素

実は相続税のかからない5,000万円以下の調停が全体の73%を占めています

税理士30年以上の経験から相続トラブルの原因は大きく分けて左の3要素に分けられるように思います。
これら本心は、被相続人が亡くなった後に表に出てきます。
被相続人自体は、「うちは大丈夫だろう」と思っていても、その方が亡くなった後にこの3つの要素がもとでトラブルが発生します。
一度トラブルが発生してしまえば、中々事態の収拾は難しいものがあります。
私どももトラブル発生後は、中に踏み込めないのが現実です。
トラブル発生後でも、弁護士に高額の報酬を払うことで解決することはできるかもしれませんが、相続分割に対するリスク・金銭的なリスクを認識できているお客様は、必ず事前に対策を立てています。
ではもう一度どんなトラブルがあるのか確認して頂きましょう。

  • 【欲】
    長男だから俺の方が多くもらうべきだ
    土地や家屋はいらないからとにかく現金が欲しい
  • 【感情】
    介護をしてたから多くもらいたい
    生前、一番よくかわいがってもらってたのは私だから多くもらえるはず
  • 【生活環境】
    会社の経営が苦しいから少しでも多く相続したい
    老後の生活が不安だからもらえるものは少しでも多くもらいたい

うちは大丈夫?しかし、準備をしないがために、こんなトラブルが発生しています

遺言書がない 遺言書が無効となった

「遺言書さえあれば・・」その遺言書が無いことがほとんどのトラブルの原因です。
遺言書には、亡くなられた方の思いや遺産分割分が明記されているため、そのとおり遺産分割をして、あとは相続税の申告書を作成し、相続税の納付で終わりです。
しかし、遺言書がない場合又は遺言書の効力がないとみなされた場合は、被相続人の意向がないまま、相続人間で遺産をどう分割するかから決めないといけないため、トラブルが発生する原因となります。
また、複雑な財産分割の手続きを代行する遺言執行者の選任が可能のため、遺産分割がスムーズに行なうことができます。


遺言書がない場合は、相続人間で遺産分割協議を行い、遺産を分割しなければなりません。
こちらも亡くなる方の思いがないまま、相続人だけで財産を分割しなければならないので、トラブル発生する可能性が本当に高いです。
上述した3つの要素があるからです。
もし協議不成立となれば、家庭裁判所の調停に持ち込むこととなり、調停不成立となれば、審判という形になります。
ここまで来れば、兄弟姉妹の仲がどうなっているかは想像して頂けるのではないでしょうか?

詳細は大分相続センターの解説を御覧ください

相続発生前からできる相続対策の基本原則

相続トラブルが起きない唯一の方法は、財産を譲る側の人が元気なうちに、健全な判断能力のあるうちに下記の対策を準備して下さい。

相続発生前からできる相続対策の基本原則

もめないための対策
トラブル無く財産を分割することが一番大事です。ここから円滑な相続が始まります。
納税資金対策
遺産分割はスムーズにいったが、納税資金捻出のため、相続した不動産を売却しなければならなくなれば、全く意味がありません。相続税も増税予定です。計画的に進める必要があります。
計画的な節税対策
前もって税金が予想できたら一安心ではありません。財産を減らすことなく、相続税納付額を減らすことができます。相続に関する税金のことはお任せください。