すばらしい商品があっても、その商品の良さがお客さまに伝わらなければ、無意味なものです。
商品の良さが「メッセージ」として伝わった時、はじめてお客さまの行動に変化が生じます。
情報が伝わると価値が上がることにあります。
商品は変わらないが、そのメッセージを見たあるいは聞いた後に、お客さまの頭の中でその商品の価値が上がらなければメッセージとしての意味もなくなります。


そこで、お客さまに伝わるメッセージを作るポイントとして3点紹介いたします。

1.シンプルに分かりやすく伝える。
多くの情報を伝えようとしても記憶には残らない。
「ファイト・一発!」 (大正製薬:リポビタンD)、「玄関開けたら2分でご飯」(佐藤食品工業:サトウのごはん)などシンプルに分かりやすく伝えることにより記憶に残る。

2.商品の強み・特長を伝える。
商品の強み(他社より勝っているもの)を理解させる。
「世界初アルコール0.00%」(麒麟麦酒:キリンフリー)、「水で焼く」(シャープ:ヘルシオ)などは、その商品にしかない特長を打ち出してヒットした。

3.メリットを伝える。
お客さまにとっての価値は何かを考える。
お客さまが一番興味を持つことは、「自分にどのような得や影響があるか」ということである。
例えば「この商品は健康に良い」ではなく、「1日10分使用すれば4週間で体脂肪が8%、体重が5kg減る」などベネフィット(便益)を明確に伝えることだ。

人は情報を認知する時「自分の聞きたいことしか聞かない」(選択的注意)、「自分の都合の良いように解釈する」(選択的歪曲)、「自分の覚えたいものをだけを覚える」(選択的記憶)という3つのバイアスがかかり、この3つを乗り越えたメッセージが、顧客の頭に残ると言われてます。
(タナベ経営 コンサルタンツ・EYEから)


メッセージとは耳に入る言葉だけでなく、お客さまから見えるもの全てが「メッセージ」となります。
POP・広告・Web・DMなどの販促ツールや店員の接客・服装・立ち振る舞い・言葉遣いなどといった日常の行動に至るまで、常にお客さまの視線を意識した細心の注意が必要です。
今何を欲しがってるんだろう、今何をしてもらいたいんだろう、今どういう気持ちなんだろうと、お客さまの立場に立って考えることです。
お客さまを理解することにあります。

自社の経営戦略に「何を言えば売れるのか?」を真剣に取り組んでみては如何かと思います。