家電製品に、標準使用期間表示が始まっている。

 この制度は経済産業省が4月に始めた。ここでいう標準使用期間は食品の「賞味期限」のようなもので、表示期間を過ぎると、経年劣化による事故の確率が高まるため、消費者は注意してほしいという内容だ。 

「標準使用期間」が表示された家電などを長年使うとあちこちが傷んで火災などにつながる危険が高まるものだが、この「経年劣化」による事故を減らそうと、5品目の家電に「標準使用期間」を表示する制度が始まっている。

その制度の狙いと活用について考えてみましょう。

 表示の対象になっているのは、①扇風機②エアコン③換気扇④洗濯機⑤ブラウン管テレビで、4月以降に製造されたか輸入された製品だ。上記のように製品の側面や裏側に表示シールが張られ、「製造年」「設計上の標準使用期間」が記されている。表示期間はメーカーや製品ごとに異なり、扇風機で5~10年、換気扇で10~15年、エアコンで約10年が相場だ。

 製品を長期間使用するうちに熱や湿気、ほこりなどの影響で内部の部品が老朽化し、配線のショートなどで発火や発煙を引き起こすといったものがあげられる。
 また、気を付けたい症状としては、「スイッチを入れてもファンが回らない」「モーター部分が異常に熱い」などがあるという。このような症状が表れた場合は、使用期間内か、そうでないかに関係なく、すぐ電源を切ってコンセントを抜き、買った店などに連絡すべきだろう。

 どんどんと便利になっている家電製品です。その反面、故障等によりすぐ買い換えてしまっているのも事実です。お手入れをきちんとして目安である使用期間を十分に活用していきたいものです。