「鏡の法則」(野口嘉則著 総合法令出版)は、10年前にベストセラーになった本です。久々に読み返してみると涙が止まらなくなりました。

1.あらすじ
小学生の息子がいじめにあっているにも関わらず、心を開いてくれないことで悩む主婦・A子が主人公です。彼女は、夫の先輩である不思議なコンサルタントY氏から「それはA子さん自身が、自分の父や夫に反発して心を開いていないことが原因だ」と気づかされ「鏡の法則」というゴールデンルールを教わって実践します。その結果、息子の悩みを解決するばかりか、長年ゆるせなかった父親と劇的な和解をします。そしてその過程で、幸せな人生を実現するための“最も重要な秘訣”まで手に入れる、というものです。詳しくは下記のHPにてご覧ください。
http://coaching-m.co.jp/payforward.htm
自分の子育てや、職員教育を振り返り、納得できること多く、その原因を自らが作り出していたのだと、反省が多々あります。

2.「原因」と「結果」
A子さんにコンサルタントY氏がアドバイスします。
「『現実に起きる出来事は一つの結果であり、その原因は心の中にある』という考え方があるんです。『私たちの人生の現実は、私たちの心を映し出す鏡である』と考えてもらうといいと思います。」
「『じつは、人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起こるんです。つまり偶然起こるのではなくて、起こるべくして必然的に起こるんです。ということは、自分に解決できない問題は決して起こらないのです。起きる問題は、すべて自分が解決できるから起きるのであり、前向きに取り組みさえすれば、後で必ず『あの問題が起きてよかった。そのおかげで……』と言えるような恩恵をもたらすのです」

3.経営に活かす
社長の中には、「景気が悪いので…」「うちの社員はダメで…」と愚痴をこぼす方もいますが、「売上が落ちた」「利益が出ない」「社員が定着しない」なども、社長の内面を映している鏡なのでしょう。
黒字の会社の社長程、「社員は頑張っている」「おかげさまで」と口癖のように言って、会社の業績がいいときは社員のおかげ、業績が悪いときは自分のせい(自責)にして、「鏡の法則」をよく理解されています。