1. HIヒロセの廣瀬舜一社長の会計セミナー

当事務所と盛和塾大分主催の会計セミナーの最終回は、「計数感覚を磨こう」をテーマに、HIヒロセの廣瀬舜一社長に講演していただきました。
「数字に強いとは以下のことができること」「利益はなぜ必要か」「中小の企業が陥り易い数字上の誤り」「経営の基本は売上を最大に、経費を最小に」・・・と、会社を家業から企業に育て上げ、経常利益10億円以上を、10年間近く出し続けている社長の話は、説得力がありました。
70分ほどの講義の後で行われた質疑には、「新入社員の教育」「社内での言葉の定義」「真剣とはその状態か」など、会計以外の様々な質問があり盛り上がりました。その返答の際に、廣瀬社長から「努力の法則」について、黒板を使ってわかりやすく説明があったので紹介します。 (HIヒロセホームページURL http://www.hihirose.com/)

2. 努力の法則

廣瀬舜一社長は、新人教育の際に、以下の話をしているそうです。

(1)人生の意味を考えよう

1,000年前と今の犬は変わらないが、人間は大きく変わった。それは、仕事を通じて、累々と人類の発展に尽くしてきたからだ。

(2)あと2割の努力で

横軸が「時間」縦軸が「成果」とすると、80%ぐらいまで時間や労力をかけても20%の成果しか出ないので諦める人が多い。成功する人は、あと20%さらに頑張る。

(3)爆発点を目指す

継続して努力すれば「時間」の80%を過ぎたあたりで、一挙に「成果」が上がってくる。この時点が爆発点であり、会社組織でも同じである。

(4)継続と反復は違う  継続は、創意工夫をして続けるもので根気がいる。反復は、何も考えないで続けることで、上記の爆発点までは「継続」が必要だ。

80:20というと「パレートの法則」で言う効果的なマーケティングを思い浮かべますが、廣瀬社長は逆に80%まで積み重ねの必要性を言われました。この「努力の法則」は、皆さんも受験勉強で経験していますよね。