1.うまくいっていない事業承継
社長の中心年齢は上がり続けついに66歳となりました。1995年から毎年ほぼ1歳ずつ上昇しているということは、事業承継がうまくいかないことを反映しています。

2.社長の若返りが経済活性化のポイント
若いもんには負けないと言っても、年齢が高くなるとチャレンジ精神が衰えてきます。中企庁の調査によると「積極的に投資していく必要がある」と考える70歳以上の社長は21%。それに対して49歳以下の社長は32%となっています。若返りが日本経済活性化のポイントとなります。

3.高齢社長が会社をだめにする?
若返りということは、現社長の引退を意味しますが、死ぬまで社長を続けたい方も多くいます。
戦後は、欲望の強さがパワーとなって会社を成長させてきましたが、行き過ぎた欲望は必ず身を破滅させます。 ダイエー、リクルート、ミサワホームなど、晩節を穢すことも少なくありません。

社長の大きな仕事の一つとして、ピークが過ぎたら潔くその仕事を後継者に譲らなければならないのです。 また、最近の傾向として、せっかく社内に子息がいるのに、後継者にならない場合があります。 事業の将来性、連帯保証の問題などから無理をしたくないとのことです。

4.会社は誰のものか
欧米資本主義では、会社は株主のものとされ、社長が株主に踊らされて多くの配当を出し、見返りに高額の役員報酬をもらっています。 しかしながら、日本式資本主義では、会社は株主のものでもあり、従業員のものでもあり、お客様の物でもあり、業者のためでもあります。 そのため、欲望は生きるためには必要ですが、行き過ぎた欲望は身を破滅させます。
特に、従業員とともに会社を成長させる気概が必要で、社長は、従業員が可哀想と思うぐらい働かないと人はついてきません。

創業者の方と接すると、非常にパワーを持っています。 その原動力である欲望が強い人が発展してきました。しかし、欲望は成功と破滅をもたらす諸刃の剣でもあります。
会社は誰のためにあるのか? もう一度考えましょう。