投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2012年5月5日
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▲新人:原材料費など、売上高に連動して増減するのが「変動費」なのですね。
そうすると、このカレー屋の「変動費」である原価はどのくらいですか?
□所長:カレーライスの原価って、何だろうね。
▲新人:そりゃー、肉、タマネギ、香辛料などの「ルー」と「お米」ですよ。
□所長:そうか、「変動費」である原価は、お米とルーだから、
普通400円カレーだと、一皿当たりは、
売上高 400円 (100%)
原 価 140円 ( 35%)
限界利益 260円 ( 65%)
ぐらいかな。
前回もみたように、売上高から変動費である原価を、
差し引いたら、限界利益(粗利益)がでます。
⑤ 売上 - 変動費 = 限界利益
この限界利益の売上に対する割合を、限界利益率といい、
何皿(客数)売上があっても、原則的に限界利益率は変わりません。
このお店の場合は、35%となります。
▲新人:このお店、月にどのくらい固定費がかかるのでしょうね。
□所長:ビルのテナントで、おばちゃんとパートさんの二人で切り盛りしてるので、
水道光熱費を経費としてざっとこうかな。
固定費
人件費 40万
家 賃 20万
経 費 10万
合 計 70万円
▲新人:売上の増減に関係なく発生するコスト「固定費」が月70万円必要なんですね。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2012年4月14日
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新人:こんなにはやっていたら、相当利益がでるでしょうね。
所長:「売上を最大に、費用を最小」にして、利益を出すのが儲かるしくみだよ。
① 売上 - 費用 = 利益
すると、必要な売上は
② 売上 = 利益 + 費用
となるよね。
さらに「費用」を、
原材料費、外注費、販売経費など売上高に応じて変わる「変動費(原価)」と、
人件費、地代家賃、減価償却費、租税公課、支払利息など売上の増減に関係なく固定的に発生する「固定費」に分けると、
③ 売上= 利益 + 変動費 + 固定費
となります。
さらに、売上高から変動費である原価を、差し引いたら、
④ 売上 - 変動費 = 利益 + 固定費
となり、この右側を限界利益(粗利益)とよびます。
⑤ 売上 - 変動費 = 限界利益
利益 + 固定費 = 限界利益
売上高から、売上に比例して発生する変動費を差し引いて導かれるのが限界利益です。
この、限界利益は、固定費に利益を加えたものですので、
限界利益が多ければ多いほど儲かる仕組みになります。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2012年3月28日
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お昼時に、当事務所の新人くんと街を歩いていると、
カレー500円
カツカレー700円
本日限り100円引
という看板の文字が目に入り吸い込まれるように店に入りました。
メニューは2品だけですが、100円引いた
「400円のカレー」と「600円のカツカレー」はどちらが売れたと思いますか?


(イラストは、フリー素材の来夢来人 http://www.civillink.net/ からいただきました。)
カレー安いな!ボリュームあるカツカレーと棄てがたい!
私たちが食事している間だけでも15人ほどが入れ替わり入店しましたが、
なんと全員が「600円のカツカレー」を頼んだのです。
新人:さっきから、みんなカツカレーを頼んでいるけどどうしてですか?
所長:居酒屋のメニューで刺身の盛り合わせに
「松・竹・梅」とあったら無難な「竹」を注文するよね。
ここでも「竹」という感覚でついカツカレーを注文するんじゃないかな。
お店のおばちゃんの「カツカレー戦略」だな。
・・・・・・・・・ つづく
(日本政策金融公庫 生活衛生だより No.164 2012年1月掲載)
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2011年6月2日
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今日は、消費税収を社会保障の目的税化を明記する政府改革原案が示される予定で、社会保障の安定財源確保のため「2015年度までに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」としたうえで「11年度中に必要な法制上の措置を講じる」とされています。
ここで、注意するところは、
① 今回報道されている消費税増税は社会保障に限定するもの。
② 東日本大震災からの復興財源については、まだこれから。復興設備投資資金としてこの数年で30~40兆円、その後運転資金として毎年15~20兆円が必要となりそう。
③ 復興財源としての震災国債の償還のため、消費税の増税は次に出てくる。2015後はさらに2~5%の消費税の増税が予想される。
④ また、財政再建のプロセス(赤字国債の償還)については、議題にもあがっていない。
消費税については、1%の税率上げで毎年2兆5000億円の財源を生み出せるので、社会保障の財源としてだけでなく、いずれ震災国債の償還財源とされるでしょう。

イメージとして、現行の5%から
2013年には、8%に
2015年には、13%に
そして、その後
20◎◎年には、諸外国並みに15~18%にもっていかざるを得ないでしょう。
しかし、消費税の増税は、景気のさらなる冷え込みをもたらしますので、税収は予定通りにはならないおそれがあります。
その前に、国、地方公共団体は自らコストカットして、国民の合意を得るのが先決です。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2010年11月13日
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皆さんの会社では、毎日、現金出納帳や伝票を起こしたり、パソコンで入力をされているでしょう。
また、学生時代に借方と貸方の簿記を習った方も多いでしょう。
このように会社の取引を記録するのが「複式簿記」です。
この世界的なルールである「複式簿記」によって、最終的に、会社の財政状態や経営成績を表す決算書(貸借対照表と損益計算書)ができます。
これに対して、ご自宅の家計簿は、現金の出し入れだけを記録するので「単式簿記」といいます。
ところで、国や県市町村は、なんと「単式簿記」なのです。
家計簿と同じですよ。
これでは、国や地方公共団体の実態が見えてきません。
赤字国債の累積により財政破たんの恐れがあるといわれているのに・・・・。
そこで、11日、東京都庁で、都庁と大阪府の共催イベント「公会計制度改革シンポジウム」が開催されました。
ここで全国の自治体関係者を前に、
石原慎太郎都知事が「肝心の国家の会計は単式簿記で話にならない。発生主義、複式簿記なら事業仕分けもせずに済む」とメリットを指摘し、
また、橋下徹知事は「今の官庁会計では将来リスクが見えない。新しい公会計制度を導入すべきだ」と訴えました。
東京都では、すでに「複式簿記、発生主義」の新たな公会計システムを導入済みで、大阪府はこれまでの単式簿記の自治体会計に加え、平成23年度から試験導入する予定です。
国や地方公共団体の財政状態や経営成績が「複式簿記」によって、一般の会社と同じ土俵に上がることで、国民の目が届くようになるので、様々な改善点が見えてくるでしょう。
きっと、事業仕分よりも効果が大きいでしょうね。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2010年11月2日
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先日の所内の勉強会では、稲盛和夫氏の「働き方」<第5章「完璧主義」で働くーいかにいい仕事をするか>を各自読んできて感想を述べました。
総務の入社2年の平早水から、
「この本に『99%までうまくいっていても、最後の1%の努力を怠ったがために、すべてがムダになることがしばしばあります。・・・』(P134)とありますが、私も入社当初、伝票のコンピュータ入力を何も考えず、ひたすらするだけでしたが、最近は、入力時に細心の注意をはかっています。すると、伝票の仕訳から、その取引が目に見えるようになってきました。」
正しい判断をするには、ものごとの核心に触れるまでの、鋭い観察をしなければならず、そのためには神経の集中が必要です。
そのように、意識して集中していくことを「有意注意」と言います。
彼女は、伝票入力を意識して集中し有意注意が身につき、非常に速いスピードで実力がついてきました。
有意注意は、日頃から意識していけば、習慣化されるものです。
ささいなことでも、注意を払って行う習慣がある人は、どんなところでも集中できます。そこが、その後の人生にプラスに作用します。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2010年11月1日
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当事務所では、毎月地域清掃の後に、勉強会をしています。
現在は稲盛和夫氏の「働き方」を読んで、各自感想を述べ、またそれに対して他の人がコメントをしています。

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この、読書会を通して、お客様にどうしたら喜んでいただけるか、どのように働きがいのある職場を作っていくかを目標にしています。
最初は、道徳の勉強をさせられている等の反発があり、時には言い争いになることもありました。
これは、私と価値観を共有化するための一種の禊ぎでもあるので、とことん考え方をぶつけないと真意が伝わらないからです。普段の業務では問題とならないことも、その根底の判断では価値観が問われることがあるからです。トップならばこういう判断をするだろうと考え行動しなければなりません。
最近では上記の目標が次第に浸透することによって、前向きな意見が多く出てきました。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2010年10月29日
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昨日から大分県厚生連鶴見病院に健康診断に入ってました。
今年は15回目ですが、昨年から宿泊ドックになって2回目です。
その健康センターの玄関を入った柱に
『活力配心(活き活きと元気で人様に優しい心配りを)』
の額がありました。(病院のロビーにも大きな額があります)
病院や施設で働く医師や看護師などに対して、自分及びスタッフのすべての力をいかし、あらゆる心くばりをかけるようによう患者さんに対しての方針を明確に示しています。
15年間健康診断にいっていますが、毎年その接遇には大変満足しています。
昨年、事務所の経営理念を見直ししている際に、会長の阿部から
「鶴見病院の『活力配心』のように、一言で事務所の理念を表す言葉はないか」
とアドバイスされました。
この短い造語で、事務所の姿勢を表せたらと、どこか頭に残っているのでしょうね。私のブログは、やたらと四文字熟語が多いのは・・・・。
今年も、健康診断には特に治療が必要なところがなくてホットしています。メタボ予備軍ではありますが。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2010年10月7日
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日本政策金融公庫との共催による「中小企業経営セミナー」開催します。
(1)開催日:平成22年10月8日(金)14:00~17:00
(2)場 所:日本政策金融公庫大分支店(大分市都町2-1-12)6階会議室
(3)内容
①基調講演
中小企業経営セミナー (テーマ「変化をチャンスに。社長の行動が未来を変える!」)
(PDFファイル298KB)
講師:TKC大分支部
②施策紹介「企業のための資金支援策活用法」
1)中小企業金融円滑化法について 九州財務局
2)セーフティネット貸付等の活用 日本政策金融公庫大分支店
③個別相談会
私も講師を担当します。
力一杯努めさせてもらいますのでよろしくお願いします。
申込期限は過ぎていますが、まだ大丈夫ですので、どうぞお越しください。
投稿者:蔵前 達郎|投稿日: 2010年9月27日
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今年も、大分県人材育成センターで、会計セミナーをさせていただく。
かれこれ7年ぐらいになるでしょうか?
当初は、エクセル担当との講師とではじめ、現在は、基礎講座を年2回、応用講座を年1回(2日間)請け負っている。
講師の端くれとして、来年も声がかかるように、毎回レジメをわずかながら書き直すなど工夫している。その分、レジメが遅れて相当迷惑をかけていますが・・・・。
夢は、経理のわからない社長が、
すとんと会計のコツを掴む講義です。
「あ~そうだったんか」
「頭の中の霧が晴れた」
そのせいで、我が家には会計入門の本が山とあります。
たぶん、その分野に関しては九州のどの本屋より揃っているのではないでしょうか。
しかし、私が探しているのは「会計知識がすとんと落ちるワンフレーズ」ですから、ほとんどが無駄買いです。 最近は、そろそろ後輩に道を譲ろうと、今回の基礎講座も3名の税理士で担当いたします。
功ご期待!!!!
会計・経理の基礎研修 ~会社をより理解するため~
**************会計・経理の基礎講座(10/7)」案内 ****************
厳しい経済環境のもと企業間の競争に勝ち残るためには、決算書や企業会計のしくみを理解し、効率的な業務の運営を図る必要があります。この研修では、決算書のしくみや、経営分析の基本を演習をまじえて学んでいただきます。
【開催日時】10月7日 (木) 9時00分~17時00分 (7時間)
【対 象 者】経営者、経理担当者、新規創業者など初心者
【定 員】15名 (ただし満員になり次第締切)
【講 師】 税理士法人大分綜合会計事務所
所 長 蔵前 達郎氏
【会 場】大分県産業創造機構研修室
大分市東春日町17-20 ソフトパークセンタービル
【受 講 料】15,000円(テキスト代、消費税込み)
12,000円(機構会員料金)
【携 行 品】 電卓
【講座内容】
1.決算書のしくみ
(1)決算書の重要性
(2)貸借対照表とは
(3)損益計算書とは
(4)決算書のまとめ
2.経営分析で会社を診断しよう
(1)経営分析の基本
(2)やってみよう経営分析
(3)黒字化体質にするには
☆研修の情報は、機構ホームページ(http://www.columbus.or.jp/ でご覧下さい。
大分県人材育成センター 行 (FAX:097-538-8407) 研修広報課 担当 宮川・齊藤
E-mail:oric06@columbus.or.jp
★【申込方法】下記申込書にご記入のうえFAXにて当センター宛お送りください
http://www.columbus.or.jp/hp_news/topics/upload/1276223164__0611-06.pdf