お世話になります、大分事務所の荒木です。

皆さんの中で、会計上の利益と手許のキャッシュが一致せず、困惑されている方を時おり、 みかけます。


近年は、中小企業でも会計要領や税務上の要請により、モノの動きや取引を基準とした 会計処理を行うために、手許のお金が増えた原因や減った理由といったものがピンとこない のではないでしょうか。


そんな方は、まずは会計ソフトや毎期の決算後に発行されるキャッシュフロー計算書を 見てはいかがでしょうか。 いきなり、キャッシュフロー経営といってもピンとこない方にとっては、 はじめは何となくでしょうが、原因が見えてくるかと思います。


キャッシュフロー計算書は1年間の資金の動きをまとめたものですからそこで終わってしまうとキャッシュフローの改善とまではいきません。

その中で会計上の利益は黒字であり、営業活動によるキャッシュフローは黒字なのに、財務活動によるキャッシュフローで不足・減少している場合には、借入の見直しによって解決できる場合もあります。

そして、会計上の利益が黒字であるにも関わらず、営業活動によるキャッシュフローがマイナスになっているのであれば、ビジネスの体制を見直す必要があるかと思われます。


そしてもう一つの節税についてです。 基本的に、自社の通常業務の中で自然発生した取引について、節税となる税制が使えるものについては節税が最も効果的だと思われますが、当期だけの特別発生した利益に対する 節税も有効な場合もあります。


しかし、経常的な利益に対する税額を抑えるためだけに行う節税は、のちのち自社を窮地に追い込む火種になりかねません。 税額控除を除いては、特別償却などの制度は課税の繰り延べであるばかりでなく キャッシュが滞留し、自社の資金繰りを悪化させてしまうことが多々あります。 特に設備投資に関するものについては、投資による効果を一番目にもってきていただき、 その後の利益計画や設備投資計画などを考慮して、中長期的理想は投資対象設備の耐用年数±2年)に税額控除か特別償却かの検討をお勧めします。

投稿者:荒木

佐賀から来て、早7年。大分は海が近くて住みやすくていいです~。 健全な精神は、健全な身体に宿るを建前に体力づくりと日々少しずつの勉強に励んでおりますこれからも元気いっぱいにがんばっていきます。
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