こんにちは、阿部です。

最近、環境汚染をもたらしているとされるプラスチックストローの廃止運動が世界で広がっているとのニュースをよく耳にします。

ウミガメの鼻に刺さったストローを抜く動画は何度も見ました。なぜストローだけ?という疑問には「ラストストロー(最後のわら)」という慣用句を使った答えが用意されていました。日本でいうなら「千里の堤も蟻の穴から」でしょうか、環境問題の専門家からも一定の評価を受けています。納得できそうです。

果たしてそうでしょうか?そもそもの問題はプラスチックごみ全体で、ペットボトルなどに比べるとストローの数は圧倒的に少ないだろうと容易に想像できます。そしてプラスティックストローの廃止を最初に発表したのはアメリカ西海岸のリベラルな州に本社があるコーヒーチェーン店です。

「消費者に分かりやすく」「ブランドを高める」には最適な方法ではないでしょうか。企業としては正しい行動です。

確かに環境汚染対策になる事は間違いないのですが、物事には表があれば裏もあります。日本の外食産業も追随するでしょうから、ストローを製造しているであろう中小企業は戦々恐々としていることでしょう。

私が大学生の頃、日本では「森林伐採を防ぐ」という名目でマイ箸ブームが起こり、そのあおりを受けた間伐材を原料とする割り箸メーカーが国内から消え、間伐が行われなくなった日本の山が荒れてしまった経緯があります。

世間を疑うぐらいが物事の全体像が見えてくるお手本のようなニュースでした。

投稿者:阿部

戌年生まれの税理士・行政書士です。税理士としてはまだ駆け出しですが、資産税のプロとなるべく日々精進しています。おおいた相続相談センター宜しくお願いします。
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