公証役場はあまりなじみのない方が多いのではないでしょうか?どのようなところか、 どのような場面で利用するのか説明します。


1.公証役場は法務省管轄の役所

公証役場は法務局管内におかれる官公庁です。大分には大分市.中津市.日田市.臼杵市の4カ所に構えています。以前は別府市にもありましたが現在は大分市に統括されています。大分市には2名の公証人が常駐されています。

公証人には、主に司法試験を通った、裁判官や検察官などの法律実務家が公募により任命されます。


2.公証役場の業務は

公証役場は主に3つの業務を行っています。中でも、公正証書の作成がメインといえるでしょう。

①公正証書の作成

遺言公正証書、金銭消費契約公正証書、建物賃貸借契約書、不動産売買契約書、離婚公正証書、そして任意後見契約公正証書等 ・遺言公正証書もし公正証書でなく自筆証書遺言だった場合、一度、裁判所の検認手続を踏まえ、検認手続をへたことを証した文書を添えて手続きを行うことになります。しかし遺言公正署の場合には、相続が発生した場合に直ちに遺言公正証書にしたがって、不動産の登記名義を移転したり、銀行の預金口座を解約したりすることができま す。結果的には、とてもスム-ズに相続手続きが進みます。偽造の恐れもありません。

②会社等の定款に対する認証の付与

一般的には、会社などの法人を作るときの定款の認証が有名です。認証とは、一定の行為が正当な手続きによりされたことを公の機関が証明することです。

③私署証書に対する確定日付の付与

確定日付とは、その文書がその日において存在していることを証明するものです。これにより、偽造が問題になったり、文書が後で作成されていないかなど紛争の発生を防ぐことができます。


まとめ

公証役場では、遺言書や契約書など様々な法律的文書を作成してもらえます。是非面倒がらずに利用しましょう。


税理士  阿部 盛一郎